それこそ初期のワンオクがやっていたシンコペーションを多用する「内秘心書」的なリズムパターンは本当に少ない。なのでやはり得手不得手の話なのであり、こうしてその双方をやってのけたという意味ではドラム的及びリズム的な観点で見てもやっぱこの曲超カッコいいよなとおっさんは悶えてしまう訳なのである。繰り返す。サイコーだよ。
「Neon」が好き過ぎるので話を続けるがこの芝居掛かった大仰な歌メロは一聴してFOB(フォール・アウト・ボーイ)っぽいなと思ったが、おっさんの勘は半分正解で半分間違い。制作クレジットを見て”なあるほどね!”と膝を打った。何とそこにはPATD(パニック! アット・ザ・ディスコ)のブレンドン・ユーリーがコライト(共同作曲者)として名を連ねているではないか。
超乱暴に言ってしまえばFOBはPATDの元ネタみたいなもん(初期の曲調とか曲名が長いのとか歌い方とか端々に諸々つうか影響はモロで、そんなPATDのそもそものデビューの切っ掛けを作ったのもFOBのピート)であり、そんな両者と「Neon」に共通する要素こそ正に芝居掛かった大仰な歌メロであるからだ。道理で俺のドツボな訳だよ。大納得。
ここでPATDの曲を1曲、これ聴いて貰えれば散々言うとる「Neon」との共通点が伝わるのではないだろうか?
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