餃子以外の中華メニューの原価も調べてみた

(写真=PIXTA)

 

餃子1個の原価は10円未満でしたが、中華料理チェーンで提供されている他のメニューの原価も確認しておきましょう。中華料理店に聞いたところ、定番メニューであるチャーハンや麻婆豆腐は、使う材料によって変わりますが100円程度、エビチリは200円前後だそうです。

「餃子の王将」での販売価格を見てみると、チャーハンが400~450円、麻婆豆腐が450~500円、エビチリが600~650円なので、原価率を計算すると、チャーハンと麻婆豆腐が約25%、エビチリが30%以上です。これを見ても、餃子の原価率の低さがわかります。

餃子の原価率は他よりも低く、利益率の高いメニューである

(写真=PIXTA)

 

中華料理チェーンの餃子は1皿250円という安さで販売されていますが、その原価率の低さゆえに、店側は十分に利益を得ることができるのです。ただし餃子は単価が低いため、注文数が少なければ大きな利益にはならないそうです。今度餃子を注文するときは、ぜひ思い出してみてくださいね。(価格は2020年8月現在、すべて税別)

文・木村千賀子

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