昇給が見込めないなら、転職も視野に入れる
年収を上げるための一つの方法として「転職」という選択肢もあります。もし今働いている会社で望む年収が得られそうにない、また、残業代が支払われないなどの問題がある場合は、転職についても検討してみるといいかもしれません。
そこで転職に向けたポイントを3つ紹介します。
1.年収アップが見込める会社・業種へ移るのも選択肢の一つ
前述したインフラ業、情報通信業、金融業など、比較的年収の高い業種に転身すると年収アップが期待できます。また、長期的な視点から将来性のある職種への転身にチャレンジするのもいいでしょう。
昨今はIT人材の不足が叫ばれており、スキルさえあれば引く手あまたです。IT人材と一口に言っても、プログラマー、データサイエンティスト、AIエンジニア、ウェブデザイナーなどその種類は多岐にわたります。業種についていろいろと調べてみて、自分がやりたいことを見つけてはいかがでしょうか。
2.キャリアアップのためには能力開発するべき
新たな業種・職種にチャレンジしたい人は、まずキャリアビジョンを具体的にしましょう。例えば、「何年後までにエンジニアとして転職する」と考えた場合、エンジニアになるために必要なスキル、それを得るのにかかる期間などを明確にします。そこから逆算すれば、「今、何をしないといけないのか」がはっきりしてくるのではないでしょうか。
新たなことにチャレンジするためには、能力開発を継続して行い、転職マーケットでの市場価値を上げていくことが大切です。
3.給料が安いことを理由に転職する際の注意点
給料が安いというのは、大きな転職理由の1つです。ただし、いくつか注意点があります。まず転職先での面接時には、それをあけっぴろげに伝えないことです。先に前職での成果を具体的に説明し、客観的に見て「成果と給料が見合っていない」と判断してもらわなくてはいけません。
また、転職を目指す企業が求人情報上では額面給与が高くても、「残業が多い」「福利厚生が乏しい」ということもあります。給与面だけに固執するのではなく、勤務時間、勤務日数、職場環境などを含めて総合的に判断するようにしましょう。
入ってみたら想像と違うということを避けるためにも、事前の情報収集はぬかりなく行うことが大切です。
キャリアと真剣に向き合って、よりよい職業人生を歩もう
20代後半の平均年収は370万円ほどであることが分かりました。自分の年収と比べて、高かったでしょうか、それとも低かったでしょうか。
20代後半はキャリア形成の最初の分かれ道です。現在の会社でさらにがんばって昇給を目指すもよし、新天地に向かって別のスキルを磨くもよし。自分の将来に向けてキャリア形成について真剣に考え、よりよい職業人生を歩んでいくためにも、一歩一歩着実にできることから始めていきましょう。
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