一方、ルックスはいいが毒舌で、生徒たちから孤高のアイドルと呼ばれる・高峰一馬を演じる田村は、「僕はジャニーズとしてアイドルと言われているので、共通点というか、似ているところがありました。最初は演じやすいのかなと思っていたんですが、一馬のクールな表情に意外と苦戦して、今も難しくて研究しながら頑張って撮影しています」と真摯(しんし)に役と向き合っているようで、「口が悪い一馬なので、毒舌を吐くところが、どんなテンションで言ったらいいのか…難しいですね」と打ち明けた。
本作の見どころを聞かれると、「ラブコメディーですが、“コメディー”がすごい」と答えた橋本。「原作を読ませていただいて、めちゃくちゃ面白いなと思って。コメディー要素とつり橋効果のラブも描いていく。その両方がいい感じに混ざり合っているのがsora先生のすごさで、愛される要因なんだなと。それを任せていただけるのは、すごく光栄なことだと思っています」としみじみ。「自分なりにキャラクターを理解して演じさせていただいていますが、結構早い段階からコメディーがくる。それが続いた中で、恋愛要素に切り替わるところも魅力的。そこから始まる恋愛シーンはつり橋効果で、普通の恋愛シーンが何百倍もいとおしく見えてくるんです」と続ける。コメディー部分では、「現場でみんなで話し合いながら、シーンを膨らませていくことが楽しい」と声を弾ませた。