というわけで、「日本縦断コレうまの旅」と書かれたのぼりを背負い、地元を街ブラする中丸と勝俣。2人が探すのは、おいしいものを売っているお店だ。さっそく、道行くマダム2人に声をかける勝俣。すると、マダムたちが中丸の存在に気付いた。

「えぇっ、中丸君! 今、話してたの。(中丸の地元は)赤羽だよねって」(マダム)

 これには、驚いた。赤羽といえば、林家ペーとか宮本浩次(エレファントカシマシ)を思い浮かべそうなものを、今や奥様方にも「赤羽=中丸雄一」と認識されているという事実。まさに、地元じゃ負け知らずだ。まあ、中丸と勝俣が揃えば、どの世代でも認知度は限りなく100%に近くなるとは思うが。

 このマダムたちが教えてくれたのは、赤羽名物・セキネのシューマイだった。

勝俣 「おいしいお店って知ってます?」

マダム 「今、シューマイ買いに行きます、セキネの」

勝俣 「ああ、セキネのシューマイね!」

マダム 「知ってます?」

勝俣 「浅草にもありますもんね」

マダム 「あ、そうそう」

中丸 「……」

 なぜ、勝俣のほうが赤羽に詳しそうなんだ。