出川 「VTRを見て『この人の話聞きたいな』って思う人をちゃんとチョイスしていたから、チョイスの仕方もうまいなと思いました。普通だったらテレビ的な人を入れがちになるところなんだと思うんですけど、そこに逃げないで、ちゃんと人間に興味あるような人をチョイスしてきていましたね。完成度が高くて面白いなと思いましたね」

――最後に収録した「かっこいい男とは何なのか」企画は、6年目の岡さんが演出を担当しました。

出川 「最後のやつは、陣内(智則)くんも本気で『あ、これおもろいっすね』って言ってて。デート企画はいっぱいあったけど、モテる男のデートを見させてもらうのは、確かになかったなと、盲点だったなと。だから、そこに気づいたのも素晴らしいと思うし、見ていて面白かったです。(この企画は)芸能人同士だといつもの『ハニカミ』(TBS系/2003~09年『恋するハニカミ!』)とか、テレビの感じにどうしてもなっちゃうので、相手は知らない人(素人)の方が、本当のデートっぽく入れるなと思いましたね。三つともそれぞれの特徴がすごい出ていたと思うので、番組としても素晴らしい出来になるんじゃないかなと思いましたね」