ギャロップは「僕らの漫才は、“熱量”をすごく大事にしているんですが、そういう意味では今回、うまいことギアが掛かったんかなと思います。あと、僕らが出場する時点で、大阪の仲間が軒並み敗退していたので、いい意味で開き直れたようなところもありました」(毛利大亮)、「もちろんベスト8にも残って、決勝戦まで行きたいですね。決勝戦では、うまくいけば、全国ネットの生放送で漫才を3本も披露できるわけで、漫才師にとって、こんなに幸せなことはありませんから。自分たちの“セカンドチャンス”も少し見えてきたような気がするんで、頑張りたいです!」(林健)と、その言葉からは大阪のお笑いのプライドが垣間見える。
三日月マンハッタン「今回は本当に、たまたま運よく勝てただけだと思います。ツーナッカンさんとは、たったの4点差ですから。先攻と後攻が逆だったら、また違う結果になってたと思いますし、本当に紙一重の勝利で。ラッキーだった、としか言いようがないですね」(仲嶺巧)、「次の対戦相手は、大先輩のテンダラーさん。戦わせてもらえるだけでも光栄です。対策としては、テンダラーさんのネタを1回ちゃんと覚えて、やってみようかなと。そうやって、テンダラーさんを自分の体に入れることで(笑)、弱点も分かるし、戦い方も見えてくるんじゃないかと思います」(又吉隆行)と控えめながらも、野心をのぞかせる。
テンダラーは「自分たちのネタがハマるかハマらないかっていうのは、ほんまに水物で。先攻のフルポン(フルーツポンチ)も面白かったし、舞台に出ていく時は“大丈夫かな”みたいなことは、ちらっと思ったんですけど、なんとかハマって、ホッとしてます」(白川悟実)、「僕ら、(次回の対戦相手の)三日月マンハッタンのネタ、まだちゃんと見られてないんですよ。控室のモニターで、最後の20秒くらいを見ただけなんです。それでも、“あ、面白いんやろうな”っていうのが空気で分かりましたから。三日月マンハッタンとの戦い、すごく楽しみです」(浜本広晃)と対戦に期待を寄せる。
マシンガンズは「今回は無欲の勝利、ということに尽きますね。先攻のガクテンソクの漫才を見て、すぐに“負けたな”って思ったぐらいですから。でも、そのおかげでめちゃめちゃリラックスできたんですよ(笑)。あとはもう、自分たちにできることをやるしかないぞって」(西堀亮)、「(次回対戦する)ランジャタイに勝つには…とりあえず、声量では勝ちたいかな(笑)。とにかく開幕戦と同じように、気楽にやりたいです。で、その結果、テレビに出られたら儲けもんかなって思います」(滝沢秀一)とアピール。