ネタフリがあり、それを受けてボケるというのは芸人の世界では王道であり、当たり前の行為だと思えるのだが、いかんせん池に落ちた状況が良くなかった。足元には餌を求めて多くのペンギンが集まっており、一歩間違えればその場にいるペンギンを傷つけてしまう可能性がある。そうならないとしても驚いたペンギンたちの逃げ惑う姿が放送されたのだ。不快に思う視聴者がいるのは当然だ。さらに春日さんの水没してしまったピンマイクを心配する姿が放送されており、ネット上ではペンギンよりマイクを心配しているという声も上がっており、炎上が加速してしまった。

 番組終盤で、改めて動物園と中継を結び、春日さんが「先ほどはやり過ぎて水の中に落ちてしまって、ペンギンちゃんたちを驚かせてすみませんでした」と土下座をして謝罪。スタジオの加藤さんも「俺も『落ちるな』って言っちゃったから」と責任を感じている様子だった。続けて「ペンギンちゃんはみんな大丈夫なんだよね?」という質問に対し、春日さんと一緒にロケをしていた伊藤遼アナウンサーが「はい、大丈夫です」と答えた。

 たぶん生放送中にテレビ局へ直接の抗議や、ネット上で批判的な意見が多く見られ、それをみたスタッフサイドが慌てて謝罪をさせたものだろう。

 ちなみに番組の公式サイトでもこのアクシデントについて下記のように謝罪している。