デスクH とかく話題になりがちな“ドッキリ”だけど、こういったドキュメントっぽい生の反応で笑うのは「作りこまれた笑い」への反発のような気も。ここ数年で拒否反応が顕著になってきていてYouTubeみたいな生っぽさへ視聴者の感覚がシフトしてきている気もするなぁ。
記者I お笑いはHIPHOP以上に「リアル」であることが求められる時代なんですね……。最初はネタでしたが、結果として「リアル」になってしまった事例、芸人・長野とお見送り芸人しんいちが揉めるきっかけとなった『陰口引き出し王決定戦』も『水ダウ』でした。
デスクH MC BATTLEでDOTAMAに散々バカにされて本当にキレちゃうMCもいるらしいけど、永野はそれと一緒な気がするなぁ。ネタと分かっていても受け止めきれないほど人格由来だから刺さっちゃうやつ。仕事でだって人格攻撃したらパワハラ認定される時代だから、やめたほうが良いはずなんだけど、ヒリつくほどに面白くなっていくのはギャンブルに近いというか。
記者I 永野もしんいちもお互いに相当だとは思いますけどね。ギャンブルといえば、ギャンブル好きな“クズ芸人”たちの台頭も2022年はトピックでしょうか。相席スタートの山添なんて麒麟・川島明の代役として『ラヴィット』でMCを務めるほどに急成長しています。