デスクH ドリフターズだと昨年は、仲本工事さんもお亡くなりになられて寂しい限りだったね。それはさておき、ここで言うコンプライアンスは「法令の遵守」というより「社会的倫理における過剰なマナーの強制」、ようするに「炎上しないための予防線」ってことでしょ。

 ドリフはBPOが嫌がるだろう「痛みを伴う笑い」や「女性の裸身」といった表現や下ネタがてんこ盛りだったし、今となってはありえない。

 けど、遠藤憲一が演じるいかりや長助が言った「楽しみにしてくれてる4500万人とアンチの200人、どっちの声に耳を傾ける?」といったセリフは、どのメディアでも大事にしていきたいよなぁ。

記者I SNSの時代となり、より批判や悪意が目につきやすくなってきたからこそ覚えておきたい言葉ですよね。コンプラ周りで言えば、今年もお騒がせしていたのが『水曜日のダウンタウン』(TBS系)でした。4月27日の放送では「若手芸人コンプライアンスでがんじがらめにされても従わざるを得ない説」の検証企画を放送。行き過ぎた自粛の中で笑いが取れるかに挑戦しています。