「私と夫と夫の彼氏」は、SNSでも面白いと話題沸騰中の綾野綾乃氏による同名人気コミックが原作。夫婦間の現状をテーマに、セックスレス×不倫×BL要素を融合した作品で、既存の概念にとらわれない夫婦の形や、人を愛することについて掘り下げるヒューマンラブストーリーとなる。夫の不倫相手は妻の元教え子で、しかも不倫相手の彼はかつての先生のことも、先生の夫のこともどちらも愛しているという、いびつな三角関係から、夫婦は元の形に戻ることができるのか? それとも別れるのか? 主人公・仲道美咲役を地上波連続ドラマ単独初主演となる堀田茜が演じ、美咲の夫・仲道悠生役を古川雄輝、そんな悠生を愛しながら高校の時に担任だった美咲にも思いを寄せる伊奈周平役を本田響矢が務める。

 高校教師・美咲には、インテリアデザイナーでハンサムな誰からもうらやましがられる自慢の夫・悠生がいる。しかし、そんな美咲にも悩みはあった。悠生は美咲に触れようとせず、セックスレスなのだ。求めても突き放される日々に不安を抱いた美咲は、結婚記念日にセックスをする約束をする。年に一度でもセックスをしてくれるのなら、悠生は自分のことを女として見ていないわけではないと、自分に言い聞かせる美咲。結婚記念日当日、帰りが遅い悠生を心配した美咲は、玄関の前で大きな音がしたことに気が付く。そして、ドアスコープから外をのぞくと、悠生が男性(本田)とキスをしている姿が映っていた。動揺する美咲に、玄関を開けた悠生が「実は付き合っている男性がいる」と告白する――。

 岡本が扮(ふn)する町田真樹は、美咲の友人。美咲と悠生の結婚生活を心配しつつ、美咲の相談に乗る。「幸せって自分で選択しつかんでいくものなのか、それとも周りの人から受け取る何かを幸せというのか。そもそも幸せってなんだろうとか、台本をいただいていろんなことを考えました」と明かす岡本は、「夫と夫の彼氏との間で悩みながらも前に進もうとする美咲を、そばで見守る友達。その“そば”の繊細な距離感を大切に演じました。見てくださる方の幸せの何かにつながりますように。ぜひご覧ください」とコメント。