「怒られているみたい」と怖がられがちな山梨の方言。でもそんなことないんです!意味がわかればもう怖くない!家族への愛情たっぷりな甲州弁を、祖父母の家に結婚あいさつに行くことを想定した会話形式でご紹介します。
みなさんこんにちは♪
ご当地ライター山梨担当のichikaです♡
彼が山梨出身という他県の花嫁さんは、彼がふとした拍子にしゃべった言葉や彼が地元の友人と話す電話のやりとりで「???」となることはないですか?
東京のお隣にある山梨ですが、実は結構なまっています。
若い世代は語尾がなまるくらいですがおじいちゃんおばあちゃん世代になるとより、「今なんて言ったのかわからなくて聞き返すこともできない」ということもしばしば★★★
これから彼の家族と付き合っていく山梨で生活していくそれぞれの形の中でも知っておくと安心する山梨の方言ってどんなの?
どんな言葉がどういう時に使われるの?
という疑問について祖父母の家での結婚あいさつを想定した会話形式でご紹介していきます。
方言とその訳を解説していくのでぜひチェックしてくださいね☆
山梨の方言は可愛くない!?
山梨の方言のことを「甲州弁」といいます。
実はこの甲州弁、某バラエティ番組のブサイク方言選手権で「ブサイク方言ワースト1」というとってもありがたくない1番をいただきました★★★
バラエティ番組の画面には、若くて可愛い女の子が「はんでめためたごっちょでごいす」なんて呪文みたいな言葉を唱えるシーンが…。
ちなみにこの文章は甲州弁をただ面白おかしく羅列しているだけなので訳すことができません。。。
まぁ、そうでなくても確かに、可愛いかといわれると微妙ですよね。
私も他県にいる間は甲州弁が出ないように細心の注意を払っていたのも事実です☆**
現山梨県民として言わせてもらうとそんなごてごての方言を使う人はもうあまりいません!
若い人は語尾だけが甲州弁な程度で、彼のご両親の世代でも「何言ってるかわからない!」なーんてことはほとんどないと思います♡
ただ、おじいちゃんおばあちゃんと同居していたなど、祖父母と関係が密な家庭ほど、子どもの甲州弁率が高い傾向があるので祖父母と同居している家庭では注意が必要です!
西と東で違いがある!?
山梨県内でも方言に違いがあって三坂山地と大菩薩領から西側の国中(くになか)地方(甲州市、笛吹市、甲府市、北杜市など)では岐阜や愛知、静岡と同じ東海東山方言。
東側の郡内地方(大月市、都留市、富士吉田市、上野原市など)では、栃木や千葉、埼玉と同じ西関東方言の一種が使われています。
この後ご紹介するのは国中地方の方言です。
各家庭によって方言の度合は変わってきますがぜひ現代でも使われている生の甲州弁の雰囲気を感じてくださいね!