麺が細くすることで相対的にスープが強くなるので、麺の太さの違いが減塩でもスープの濃さを増させる要因のひとつになっているようです。また、スープ乗りの良さ、スープを吸い込む強さでも「塩分控えめPROカレー」が上回っており、スープを濃く感じさせる工夫がなされているように感じました。さらにこの麺がカルシウムやビタミンD、食物繊維を多く含んでいると考えると、とんでもなく優秀な麺ではないでしょうか。

 具は、謎肉、ポテト、ネギ、ニンジンなどが入っていますが、「塩分控えめPROカレー」の謎肉とポテトはちょっと少なめ。ただ、それほど大きな違いはありません。ポテトのカットが少し小さく、サクサク感が残る通常のカップヌードルカレーとは異なった食感でした。

 価格差はこちらも16円で、安価や具のボリュームを取るなら通常のカップヌードルカレー、少し高くても減塩やカルシウムやビタミンDがほしいなら「塩分控えめPRO」がいいと思います。減塩商品ですが、味の違いについてはほとんど考慮する必要はないでしょう。