スープは胡椒を効かせたいつもの醤油味で、「塩分控えめPRO」のほうが少しだけ薄味に感じます。でも本当、わずかな違いしかなく、麺と一緒に食べるとその差はほとんど感じなくなってしまいます。並べて食べ比べても違いがわからないくらいなので、「塩分控えめPRO」だけ食べてもいつもと違うスープとはなかなか思わなそう。

 普段から毎日のようにカップヌードルを食べている人ならちょっとした違いにも気づけるかもしれませんが、ほかのカップ麺商品を食べるのに忙しくてカップヌードルは月イチ度程度しか食べない筆者には、違いが見出だせないレベルでした。

 麺は中細で縮れのついた油揚げ麺で、太さは同じくらい。カルシウムやビタミンD、食物繊維は麺に練り込まれているとのこと。どちらの麺も、スープをよく吸って麺とスープがどんどん一体化していきますが、「塩分控えめPRO」のほうがスープの減りが早く、吸い込みが強いように見えました。

 スープを多く吸うためか、「塩分控えめPRO」のほうが麺の味が濃く感じられ、油揚げ麺ならではの雑味が穏やか。麺とスープがより一体化して雑味が少ないことも、減塩スープながら遜色ない味をキープしている要因だと思われます。