だが、早くも不安要素が指摘されているという。

「監督は、『離婚弁護士』シリーズや『BOSS』第2シーズンなど天海とのタッグでフジテレビでヒットを生んできた光野道夫氏ですが、2012年の『カエルの王女さま』はいまひとつの結果に。また、光野監督作でいうと、最新作となる2021年の映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』も大コケでした。

 加えて、天海とフジの相性がこのところ悪い点も懸念されています。『スタンドUPスタート』の窮状を救うべく第7話にサプライズ出演したものの、視聴率は2.5%と逆に悪化。また、フジでの連ドラ主演は2016年の『Chef~三ツ星の給食~』以来ですが、全話平均7.02%と、天海主演作にしては微妙な結果でしたからね……」(同)

 〈あり得ない方法で、あり得ない敵に挑む、痛快エンターテインメント〉を謳う『合理的にあり得ない』だが、竜星の『スタンドUPスタート』のように“あり得ない数字”にならないことを祈るばかりだ。