◆血尿が出るほど体が限界だったのに

「別居生活中、慣れない仕事と3人の育児で、血尿が出るほど体が限界でした。そんな思いをしている時に、夫は平然と若い女と楽しくやっていたのかと思うと、今までの何倍もムカついて、もはや『死にたい』とすら思いましたね」

 それから利根さんはしばらく耐えましたが、何も変わらない夫にほとほと愛想が尽き、離婚を決意。夫は拒み続けたものの、話し合いを重ね、約1年で離婚が成立しました。

離婚
「今思えば、ねぎらいの言葉とか、料理を『美味しい』って言われたことが一度もないんですよね。義母の料理は、即『うまっ!』とか言うのに。子どもも私も、別れてから本当に幸せです」