ハラスメントにあったらどうする?相談までにやっておくべき準備とは
ハラスメントを感じた場合、まずは誰かに相談しましょう。
なぜなら、ハラスメントは自然に解決できるケースが少ないからです。
また、相手が自分の言動を「ハラスメント」である自覚していない場合が多いことも挙げられます。
「相手に自覚がない」
「あなたの思い込みだと言われた」
このような状況で、あなたを守ってくれるものが「ハラスメント被害の記録」です。
・どんなハラスメントがあったか
・どのような場所でハラスメントにあったのか
などの情報をまとめておくといいでしょう。
音声記録があるとより効果的ですが、無理は禁物です。
音声の録音が見つかってしまい、相手に逆上される場合もあります。
ハラスメントが日常的におきている場合は、日記に残す感覚でメモを残すのがおすすめ。
次のような具体的な記録があるといいでしょう。
ハラスメント被害を受けた日時と場所
被害を受けた、時間や日程、場所を細かく残しておきましょう。
ハラスメントを行なった人物について
ハラスメントを行なった人物は、上司なのか、部下なのかなど。
社内でどんな立場の人間なのか、記録しておきましょう。
ハラスメントの内容について
具体的にどのようなハラスメントを受けたのか、相手の言動について細かく記録しましょう。
ハラスメント被害で生じた心身への影響
ハラスメントを受けたことで、体や心に受けた影響を記録しましょう。
例えば、「上司のセクハラ言動に恐怖を感じ、業務に集中できなかった」など。
実際に体に受けた傷はもちろんですが、あなたの心がどのように不快に感じたのか記録しましょう。
ハラスメントの証拠
・音声
・日記
・メモ書き
・診断書
・第三者の意見や記録
ハラスメントの証拠があれば、相談の際に提出しましょう。
データを消されてしまわないよう、扱いや保管には注意が必要です。
ただ、相談の時点で証拠が揃っていなくても問題ありません!
相談の時点で、音声などの証拠をしっかり揃えてくる人は少ないそう。
相談を進めながら、内容や場所などを思い出していきましょう。