さらに、黒澤の自宅に出入りしている謎の男・椿九重役を市川、黒澤の過去と関わりを持つ女性・黛十和役を入来、花の夫で殺人事件の被害者でもある早乙女蓮役をカトウが担う。
市川は「今回の台本を読んだ時に、一つの事件を多角的に見る大切さを強く感じました。事件の奥に潜む真相を知ることで、背景にはそんな人間ドラマがあったのか…と、ハッとさせられる瞬間が多い作品だと思います。僕が演じさせていただく椿九重は、過去に起きたある事件に関係する1人です。九重は地道に足で情報を稼ぐ愚直さもありつつ、神出鬼没で腹の内が見えない怪しさもある二面性が魅力的な人物です」と作品を紹介し、役柄を説明。
そして、「今回の作品では、各登場人物たちが現代の日本で起きているさまざまな社会問題に巻き込まれながらも、ひたむきに事件と向き合っていきます。事件に関わる人々の思いや苦悩、そして未来に向けて歩き出す姿を通して、視聴者の皆さまに勇気や希望を与えられるよう、真摯(しんし)に演じたいと思います。九重が事件にどのように関わっているのか、そして事件の真相や真犯人にたどり着くことができるのか、ぜひ注目してご覧いただきたいです」と抱負を述べる。