伊藤は、江戸が気を使う署長・牛島正義役を務める。牛島は、まだ39歳という若さで将来を嘱望され、桜木署から改称された横浜みなとみらい署の初代署長に抜てきされた若きエリートだ。強い上昇志向と使命感を胸に真面目にエリート街道をひた走る牛島を、伊藤が刑事チームに新しい風をもたらす。

 「今回は群像劇で登場人物も多いですが、各キャラクターはしっかり立っています。そんな中で、僕が演じる牛島は30代にして署長になった、相当デキる男。いろんなことに対して必死すぎたり、真面目すぎるところが、結果的にクスッと笑えるような男になればと思っています。脚本の福田靖さんが牛島のキャラクターをすごく分かりやすく丁寧に描いてくださっているので、演じるのがとても楽しみです」と役どころを解説する伊藤。共演者については「主演の桐谷健太さんとは初共演。明るく前向きなエネルギーを持った桐谷さんと一緒にお芝居をすることが、今から楽しみです。桐谷さんが豪太を演じているのを想像しただけでもかなり面白いので(笑)、実際に目の前でそのエネルギーを感じたいです。そして、古田新太さん演じる江戸係長とのやりとりも、ほかとは少し違うシーンになっているので、お互いの個性を存分に見せ合いながら絡んでいきたいです」と語り、「この作品は奥行きのあるドラマ。刑事と検事、判事…それぞれ考えていることも全然違いますし、いろんな角度から楽しめると思います。実力のある豪華キャスト陣の中に混ざって、一緒に作品を作れることにワクワクしています」と喜びを伝えている。