お互いの実家訪問時の流れ&抑えるべきポイント

結婚挨拶は事前準備と段取りがカギ!基本をしっかりおさえよう!
(画像=『Rolmy』より引用)

いざ訪問。遅刻は厳禁、でも早過ぎてもダメ!

時間厳守は大人としての常識。相手をお待たせするような失礼は避けるよう、余裕を持って到着するようにしましょう。とは言え、迎える方の準備もあるので早すぎる到着も迷惑になってしまいます。

約束の5分前くらいを目安にしましょう。

そして、ふたりで待ち合わせしてから挨拶へ向かう事をおすすめします。

ドキドキしたまま到着シーンを迎えるよりも、ふたりで最終打ち合わせを兼ねて顔を合わせることで、一呼吸おいて落ち着くことができます。

最初の関門、玄関口での注意ポイント

さていよいよ到着し、玄関口で出迎えるご両親とご対面。
にこやかな表情にホッとして、ずかずかと上がり込むなんてNG!大事なシーン、下記に配慮しましょう。

■ 挨拶のタイミング

玄関口ではひとまず名前と訪問の意図を告げる程度の簡単な挨拶をしましょう。

■ パートナーの紹介

スムーズに挨拶を促す意味でも、迎える方がひと言パートナーの紹介をしてあげるのがベターです。

■ 靴と上着の扱い

コートを着てきた場合は、玄関先で脱いで手に掛けるのがマナーです。また、靴を揃えて向きを整えるのも忘れずに。
特に男性が忘れがちなポイントですので気を付けましょう。

コミュ力が試される?!雑談で場をあたためて!

部屋に通されたら、まず上座・下座を確認しましょう。
入口から遠い方が上座で、目上の人が座ります。

マナーとしては自分が下座に座るべきですが、「こちらへどうぞ」と促された席に従うようにしましょう。
そしていきなり本題に入る前に、緊張感をほぐすためにも雑談をはさむと良いでしょう。

いくつかおすすめの話題例を紹介します。

■ 趣味のこと

スタンダードかつ自分でも話しやすい話題です。スポーツ、映画、音楽、など自分がどんな趣味があるのかを話したり、彼女(彼)との共通の趣味、また事前に両親の趣味も聞いていれば、「●●が趣味と伺いましたが・・・」と切り出して色々と質問してみると会話が弾みます。

良く思われたいあまりに嘘をつくのはNG!質問に答えられず墓穴を掘ります。女性なら料理と答えて女子力をアピールしたいところですが、苦手なのに無理するのは禁物です。

■ 仕事のこと

両親もここはしっかり聞きたい話題です。会社名、所属部署、担当業務、実際にどんな仕事を日々しているのかを話します。

専門用語を並べて細かい話をしても失礼になるので、全く無関係の人が聞いても分かる範囲の説明に留めましょう。

役職についている場合は、アピールポイントになりますので、ここで伝えましょう。

■ 休日の過ごし方

趣味の話とも関連しますが、休日の過ごし方にその人となりが結構表れるものです。
アウトドア派かインドア派か、仲間と過ごすのか1人で過ごすのか、など。

結婚後のライフスタイルにも直結する話題なので、親の方からも色々と質問がありそうな話題です。

■ 兄弟姉妹のこと

何人兄弟なのか、何番目なのか、同性、異性など、兄弟姉妹の構成は性格や気質に影響大なので、あるあるネタ含め、話が膨らみやすいでしょう。

お互いの親戚になる身近な人の話ですから、ネガティブな言い方をしないように気を付けて。

■ 小さい頃の話

「●●さんは小さい頃どんな子供だったんですか?」から始まる思い出話。両親の方も、待ってましたとばかりに色々話してくれるでしょう。

話に花が咲いて、納戸からアルバムを出してきて見せてくれたりするかもしれません。

自分も見たことが無い相手の一面を知る良いきっかけにも。

本題はシンプルに誠実に直球で!

さて本題を切り出すタイミング。誰もが緊張する場面ですが、ここでしっかりキメなければせっかくの雑談ウォーミングアップが水の泡・・・。

相手の目を見てはっきりと、大事な思いを言葉にしましょう。

男性が結婚を申し込むセリフを発したら、女性はつかさずフォローを入れるようにしましょう。

彼に結婚を申し込まれて嬉しいと思っていること、彼となら幸せになれると感じていること、だから認めて欲しい、という意を伝えます。 

大事な場面のポイントを頭に入れておいてくださいね。

■ 姿勢を正す

ここからが本題、と分かりやすい意思表示にもなるので、座敷なら座布団から一度下がる、椅子なら一度椅子を引くなどして、姿勢を正しましょう。

歓談から空気を変えて、少しの緊張感を持って大事な場面を迎えるほうが、相手の心にも響くはずです。

■ 話す時は相手の目を見て

「目は口程に物を言う」ということわざもあるように、真剣さや誠実さは目を見れば分かるものです。

視線が定まらないようでは、この人大丈夫かしら…と不安を与えてしまいます。

両親揃っているなら、父親母親両方交互に見るようにして、おふたりに伝えている、という気持ちを表しましょう。

■ 語尾はハッキリ、言葉はストレートに

前置き長く、周りくどく・・・とならないように、伝えたい気持ちをシンプル&ストレートに言葉にしましょう。

話す速度も、緊張のあまり早口になり過ぎないよう、落ち着いて相手が聞き取りやすいペースに配慮しましょう。

また、語尾が消えかかったり、ごにょごにょと曇らないように気を付けて下さいね。