彼からのプロポーズを受け、ついに結婚が決まった~と幸せMAXのプレ花嫁さん。すぐにウエディングドレスを選びたい気持ちを抑えて、まずは身近な人への挨拶から。結婚挨拶をスムーズに進める事前の準備と基本の段取りをしっかり頭に入れておきましょう。

まずは全体感。結婚挨拶の流れを理解しよう

結婚挨拶は事前準備と段取りがカギ!基本をしっかりおさえよう!
(画像=『Rolmy』より引用)

結婚挨拶の段取りとしてまず知っておきたいのは「挨拶&報告の順番」についてです。
流れとしては、「関係性の深い人から先に」報告をしていきます。
親しき仲にも礼儀あり、いつでも良いから後回し‥にならないようにしましょう。

自分の親への報告

まずは一番身近で大切な親に真っ先に伝えましょう。あなたの結婚を誰よりも喜んでくれる相手です。

一緒に住んでいるなら直接、離れて住んでいるならメールやLINEではなく電話で伝えましょう。

結婚式場を先に決めてしまったり、相手の親に挨拶を済ませた後ではなく、最初の段階で伝えることが大事。

親の立場からすると「何で先に報告してくれなかったんだろう‥」と寂しい気持ちになるものです。

相手の親への挨拶は、女性側の親へ先に!

事情が無い限り、一般的には男性が女性側の親に先に結婚挨拶に伺います。

すでに何度も会っていて、家族ぐるみで顔なじみになっている場合でも、改まった挨拶の場は、古くからの慣習に倣った方が無難です。

女性側への親挨拶が済んだら、男性側の親に報告がてら挨拶に伺います。遠方でなかなか直接お会いできないケースは、電話やビデオ通話などで挨拶をしておいて、時期を見て改めて訪問するようにしましょう。

ポイントは、両家への挨拶の時期の間を空け過ぎないこと。2~3週間以内を目安にすると良いでしょう。

両家顔合わせ挨拶

両方の親に挨拶が済んだら、なるべく早いタイミングで両家の顔合わせの場を設定しましょう。

場所や日時の調整などは、ふたりが間に入って行うことになりますが、まずは両方の親の希望を聞くことが大事です。

しっかりとした食事会にしたいのか、カジュアルなお茶会風にしたいのか、親のタイプや考え方も様々ですので、一方的に決めてしまわないように配慮しましょう。
しっかり派なら料亭やホテル、カジュアル派ならレストランの個室などが多いようです。

顔合わせ当日、会話が続かず気まずい空気にならないように、事前に話題を考えておくのがおススメ!

ふたりの馴れ初め、小さい頃の話、親の趣味、飼っているペットの話…など場を和ませるような話題と
結婚式や新居の事など、必ず聞かれるような話題への回答も、ふたりですり合わせしておくと良いです。

職場、友人への報告・挨拶

最近は結婚式に会社の上司や先輩を呼ばないケースも増えていますので、わざわざ報告や挨拶をしなくても良いのでは?と思う人もいるかもしれません。
が、家族が増えることで手当てが増えたり手続きが必要な場合もありますので、きちんと報告すべきです。

上司や先輩も、後から知らされるより、先に報告して貰った方が、快く祝福したくなるし、家族が増えることへの配慮も変わってくるでしょう。

直属の上司→その他の上司→先輩→同僚 という順番がやはり無難ですね。

伝える手段は、対面が基本。業務連絡のようにメールで…は辞めましょう。

友人への報告は、普段連絡をとっているメールやLINEでもOKです。

関係性が深く、結婚式で何か頼みたいコトがある場合などは、後日改めて電話や対面で話す場を持つと良いでしょう。

伝えたい友人に抜けモレがあると、後々ギクシャクしてしまう事になりかねないので、リストアップしておくと安心です。

事前の準備をカンペキにすれば結婚挨拶は怖いものナシ

結婚挨拶は事前準備と段取りがカギ!基本をしっかりおさえよう!
(画像=『Rolmy』より引用)

「段取り8割」という言葉もあるように、何事も「段取り=事前準備」が当日を成功させる大切なポイントです。

大事な商談に何の準備もせずに臨む人はいませんよね。結婚挨拶の事前準備も同じです。

また、相手の親や自分の親へきちんと誠意を示し、配慮や敬意を表すことにもつながります。

しっかり準備をしていきましょう。

ふたりの基本情報を親にインストールしておこう

「どんな人を連れてくるのか楽しみ!いや、ちょっと心配…」と、複雑な心境の親を安心させるために、基本情報はしっかり事前に伝えましょう。

どんな仕事をしているのか、性格や人柄、出身や年齢、などの最低限のプロフィールは必須です。

何度も会ったことのある場合でも、改めて相手の事を自分の親に伝えておくと、いよいよ結婚するんだな、という心構えにもなります。

また、一般的に親が心配しやすいトピックス(授かり婚、再婚、これから転職予定、など)がある場合は必ず事前に伝えておくようにしましょう。

言いにくいから後回し…にすると、後で分かった時にトラブルになる可能性大です。

最悪破談…ということになりかねませんので、隠したりせず、正直に話しておきましょう。

親の希望や想いをリサーチしておこう

自分たちの結婚を一番喜んでもらいたいのが両親。だからこそ、心配している事や知りたがっている事、そもそもふたりの結婚についてどう思っているか、きちんと聞いておきましょう。

事前に不安な点を解消しておけば、当日を安心して迎えられます。

また、お互いの両親についての情報も相手に伝えておきます。性格、仕事、趣味などは会話の糸口にもなりますし、食べ物やお酒の好みなどは手土産選びの参考になるので、具体的に細かく伝えましょう。

「気が利く♪」手土産持参で印象UP!

結婚挨拶に手土産は必須アイテムですが、適当に何でも良いわけではありません。

ふたりのために時間を割いて迎えてくれる両親への感謝、お礼の気持ちを伝えるためのものですから、その意味を考えて慎重に選びましょう。

好み、家族構成を考えるのはもちろん、出身地の銘菓や、テレビで取り上げられた人気の商品などは、話のきっかけ作りにもなるのでおすすめです。金額は3000円~5000円程度が良いでしょう。

結婚挨拶の場に相応しい服を選んでおこう

女性はワンピース、男性はスーツが無難で親ウケも良いです。男女ともに清潔感のある装いを心掛けましょう。

初対面はもちろんですが、親しい関係性になっているとしても、正式な挨拶の場なので、いつもとは違うきちんと感を出しましょう。

そんなにかしこまらなくていいよ、と事前に言われているようなら、男性はノーネクタイにジャケット、女性はブラウスにスカートでもOKです。