第二位「暗殺スキルで異世界最強 ~錬金術と暗殺術を極めた俺は、世界を陰から支配する~」!
第一位の「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」が魔術チートなら、こちらのマンガはクラフトチート。錬金術師が様々なチート道具を作成し、その道具を用いて様々な搦め手で相手を倒す。
主人公は「VLO」というバーチャルゲーム内で、99.9%の成功率を誇る「暗殺者」。そんな彼が、純金1000tの報酬と引き換えに異世界の神の暗殺を請け負う。飛ばされた先は「VLO」とほぼ同じ異世界であり、ゲーム内で得た知識とスキルを駆使して異世界内を闊歩する。
このマンガ、「クラフトチート」と表現した通り、他マンガに比べ「道具作り」にかけるページ数が圧倒的に多い。道具作成における材料やその分量、精製手順など細かく描写があり、作者に「一回作った事あるんじゃないか?」とツッコみたくなるほど、その工程が非常にリアル。またこの作業工程、一見文字にすると地味だが、それを圧倒的画力で表現される、魔導の力でド派手に行なっている。このマンガから溢れ出るプラモデルを組み立てるに似たワクワク感、老若男女のどこまで刺さるかは分からないが、少なくとも少年の心を持つ中年までには刺さるはず。
またそこから出来る精製物のデザインもポップ&クール。「ジョジョの奇妙な冒険」のスタンドデザインのように、今後ルーブル美術館に展示される事を望まずにはいられない。
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