『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)が本気を出している。これまではダイエットやアレルギーなど似たような内容が多かったが、最近はある変化が起きているという。

「これまでは大事件や大事故の裏側を、手記などのノンフィクションや関係者の取材に基づいて構成していましたが、最近は裁判記録を参照して作り込むことが多くなっています。たとえば、2008年に起きた秋葉原無差別殺傷事件。それまでも何度か取り上げられてきましたが、事件の深層心理や別の視点で犯人の素顔に迫るべく、判例などを丹念に読み込み、よりリアルな姿を届けようという狙いもあるようです。1月のオンエアでは“7つの顔を持つ”福田和子の半生を紹介。これも何回か取り上げていたテーマではありましたが、新たな構成が加えられていました」(テレビ業界関係者)

 以前はさまざまなアレルギーやダイエット成功者の例を紹介するなど、生活情報に近い内容が多かったが、より硬派になってきたということだろうか。