昨年の参院選、比例区に立候補したガーシー容疑者は28万7714票を獲得し当選。議員の身分を失ったことにより、投票した有権者の期待を果たせなくなったが、そもそも“公約”も果たせていなかった。

「47都道府県の政見放送でイニシャルにより1つの暴露ネタを発表。当選したら全部実名で暴露することを“公約”に掲げていたが、まだ7つか8つのネタぐらいしか実名暴露していない。もっとも、先月頃から、楽天グループ・三木谷浩史氏や木原誠二内閣官房副長官の“暴露”は立花氏の指示でやったことだったと責任転嫁する動きもあり、いまや“公約”のことなど頭にないだろう」(同)

 国会議員の除名は72年ぶり3人目で、「欠席」を理由に除名されたのは今回が初めて。いずれにせよ、ガーシー容疑者は国会の歴史にその名を刻むことには成功したようだ。