赤井は「重岡大毅くんが、よー話しかけてくれますねん。セリフで必死で、皆さんと和気あいあいする余裕のない僕に、関西つながりの話題やトレーニングしてはるってゆうボクシングのことまで、どっちが先輩か分からへん、ありがたいこっちゃ。今回の僕の役は社長! なかなか社長ってしたことありません。熱意と勢いと愛はあるんやが、ちょっと足りんとこあって、これがやっかいですねん。楽しみにしといてください」と重岡とのエピソードを明かす。

 田辺は「知的財産、日常生活では意識しない言葉ですが、僕たちの周りにある商品やサービス、ほとんどが知的財産にあたるようです。それは宝であり財産。その登録を巡る戦、陣地の取り合い! 楽しみながら見守っていただけるとうれしいです」と呼び掛ける。

 また、紳士的かつ誠実で社内のあらゆる部署から頼られている「月夜野ドリンク」の総務部員・五木耕司役は渡辺大知。亜季と同じ高校のソフトボール部出身で、カフェで働きながら、ハンドメードのブランド「ふてぶてリリイ」を立ち上げるが、そのブランドが発端で、知財トラブルに巻き込まれてしまう根岸ゆみ役は福地桃子。先代の時代から「月夜野ドリンク」に勤める古株で、常に社長の顔色をうかがう常務の木下康弘役は相島一之。

 渡辺は「このドラマには、魅力的なキャラクターがたくさん出てきます。そのキャラクターたちを追って楽しく見ているうちに、気付けば知的財産について詳しくなっている、そんなドラマになるんじゃないかと思っています。多くの人の『ものづくり』に懸ける気持ち、表現、発明を守るために、僕も微力ながら力になれたらと思います」と作品の魅力を伝える。