最後に、穂坂監督は「森さんのオートレースに対する愛はもちろんだけれど、兄弟愛や家族の応援、リハビリの先生たちの支えがあったからこそ復帰できたという人間関係の思いも描きました。そこにも注目してほしいです」とアピール。森は「この2年間の密着がなければ、もしかしたら途中で復帰を諦めていたかもしれない。こうして映画として残すことができて僕も幸せです。いろいろな人たちに見ていただき、さまざまなことを感じてほしい。そして完結版を目指して、これからも頑張っていきたいです」と闘志を燃やしていた。
イベント後には「直接お越しいただいた皆さまに感謝を伝えたい」という森の計らいで、劇場脇に立って観客を見送りながら、感謝の思いを直接伝える場面もあった。