「オートレーサー森且行 約束のオーバルへ」は、2021年1月に落車事故で大けがを負った森のリハビリの日々に密着したドキュメンタリー。舞台あいさつの前日・17日に、4月6日、地元の川口オートレース場で復帰すると発表したばかりの森は、現在の体調を問われると「徐々によくなっていて、普段の生活には支障もなく、全然平気です!」と元気にあいさつ。言わずと知れた元SMAPの森は「仲間」と一瞬間を置いて、SMAPメンバーには「この映画のことは伝えていません」とニヤリとするも、「レース復帰については昨日公式に発表があって、メンバーにはその2日前には言いました」と絆をうかがわせた。
2年前に、穂坂監督が森に直筆の手紙を送ったことから、本作の企画がスタート。森は「ここまでの長期密着は初めての経験。穂坂監督がしつこ過ぎて…」と言って笑わせつつ、「ドキュメンタリーの中ではリハビリ3時間となっていたけれど、実際は1時間半くらいしかやっていない。ちょっと大げさですね」とジョークも。映画冒頭の浜辺を走るシーンに触れて、「監督から走ってくれと言われて…」といたずらっぽく言うと、穂坂監督は「そんな言い方はしていません! 語弊がありますよ!」と苦笑。
見どころについて、森は「僕がヘベレケになっている姿が見どころ。酔っ払い過ぎて使用NGすら出せなかった」と笑いつつも、「ありのままの自分の姿を見てほしいという思いもあった」と説明。本編には使用されていないが、穂坂監督とはカラオケにも行ったそうで、穂坂監督が「カラオケでSMAPの曲を私がリクエストしたら3曲くらい歌ってくれた。『笑顔のゲンキ』とか『前に!』とか」と明かすと、森は「え~? あまり覚えていないな。でもいい曲だよね」と述べて、ファンを歓喜させていた。