9位:萩城跡・指月公園(山口)

photo by taNakaさん

萩城は慶長9年(1604)に毛利輝元が築いた城で、日本100名城の一つ。明治時代に公布された廃城令のため建物は全て解体され、石垣や堀など一部のみが当時の姿のまま残されています。

現在は指月公園として整備されており、天守跡をはじめとする遺跡が見学できるほか、13代藩主・毛利敬親の別邸にあった茶室「花江茶亭」が園内に移築されており見学が可能です。

10位:鳥取城跡(鳥取)

photo by taNakaさん

鳥取城は、戦国時代から明治維新に至るまで、久松山の自然地形を利用して築かれた典型的な山城です。因幡地方の政治拠点として長く存続したことにより、土でできた中世城郭と石垣でできた近世城郭が併存しています。

山麓付近では、かつての鳥取城の面影が感じられる二の丸跡や三の丸跡、国内唯一の球面石垣である天球丸跡などを見学できます。また険しい山道を登った先では、羽柴秀吉が鳥取城を攻めたときに本陣を置いた太閤ヶ平(別名、本陣山)を望めるほか、天守櫓跡から鳥取市街を一望できます。

11位:因島水軍城(広島)

photo by みにっこさん

しまなみ海道がつなぐ因島にある城型の資料館。当地に城があったという歴史はなく、かつて瀬戸内海で活動した海賊・村上水軍の歴史を紹介する資料館として、1983年に新たに建てられたものです。

因島では村上水軍にちなんで、1991年より毎年夏に「因島水軍まつり」を開催しており、資料館内の「因島水軍まつり想いの館」ではその祭りの様子も紹介しています。

※本記事のランキングは、トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータ(2023年3月時点)を元に算出しています。