松江城や広島城、岡山城など中国地方にあるお城を、トリップノートの8万7千人のトラベラー会員(2023年3月現在)が実際に行っている順に、人気ランキング形式でご紹介します!

1位:松江城(島根)

photo by ぽんぽこ丸さん

慶長16年(1611年)に堀尾吉晴により築城されました。江戸期以前から今日まで現存している天守閣は全国に12城で、そのうちのひとつが「松江城」です。

photo by yikさん

天守は国宝、城跡は国の史跡に指定。千鳥が羽根を広げたように見える入母屋破風(いりもやはふう)の屋根が見事なことから、別名・千鳥城とも呼ばれています。天守閣の最上階からは松江市街を一望する景色を楽しめます。

2位:広島城(広島)

photo by 内山岳彦さん

名古屋城、岡山城とならぶ”日本三大平城”のひとつ。安土桃山時代に広島を治めた戦国大名の毛利輝元によって築城され、別名「鯉城(りじょう)」と呼ばれています。

photo by 98_08さん

昭和6年に天守閣が国宝に指定されるも原爆で全壊。その後復元を繰り返し、現在の美しい姿となりました。天守閣内は歴史博物館となっており、最上階からは広島市内の街並みを眺めることができます。また夜にはライトアップが行われ、幻想的な姿で楽しませてくれます。

3位:岡山城(岡山)

photo by こーへーさん

豊臣秀吉の指導をうけて宇喜多秀家が築城し、慶長2年(1597年)に完成。昭和20年(1945年)の空襲で天守閣は焼失しましたが、昭和41年(1966年)に再建されました。外壁に黒漆が塗られており、太陽に照らされると烏の濡れ羽色のように見えるため「烏城(うじょう)」とも呼ばれています。天守閣の6階からは岡山市街を360°一望する景色が楽しめます。

4位:岩国城(山口)

photo by reomamaさん

慶長13年(1608年)に初代岩国領主吉川広家(きっかわひろいえ)によって作られた山城。築城のわずか7年後に制定された一国一城令により取り壊され、現在の城は昭和37年(1962年)に再建されたものです。

天守へはロープウェーか、約2kmの登山道を歩いて行くことができます。天守閣は3層4階のつくりで、最上階からは錦帯橋から岩国市内、宮島など瀬戸内海の島々や四国まで一望します。