育休明けの復帰は、多くのワーママが不安や緊張を感じるもの。

「職場に上手く馴染めるかな…。」「保育園からの呼び出し地獄が怖い。」など、考えれば考えるほど心配が頭をかすめますよね。

特に、時短勤務の収入減はワーママにとって頭の痛い問題です。

 

子どもが生まれてこれから益々お金が掛かる!時短勤務の”給料減”に備えなきゃマズイ…。

と、焦っている人もいるでしょう。

そこで今回は、時短勤務に備えて今のうちにできる8つのことを一挙にご紹介していきます。

この記事はこんな人におすすめ
  • 時短勤務の収入減にどう対処すべき?
  • 復帰後の忙しさを少しでも緩和したい!今のうちにできる下準備はある?
  • そもそも【育休明け=時短勤務】は正解?いきなりフルタイムは厳しい?

など、育休明けの時短勤務にまつわる疑問をズバッと解決していきます。

この記事を読めば、仕事復帰に対する漠然とした不安が払拭され、今できること・やるべきことが見えてきます。

育休中の今なら間に合います!来たるべきワーママ復帰に万全の体勢で挑みましょう!


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1.育休明けの時短勤務体験談「こんな苦労がありました。」

(1)育休明けの時短勤務体験談:色々しんどい

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

「色々しんどい」ってそれでもライターか!と思われたかもしれませんが、育休中明けママの話を聞くと、本当に「色々しんどい!」という言葉がピッタリです…。

慣れない家事育児と仕事の両立、協力してくれない旦那、時短勤務に対する風当たりの強さ、様々な困難がママ達を襲っています。

(2)育休明けの時短勤務体験談:子どもの病気で半分出社できず

「覚悟はしていたけど、こんなに病気になるものなの?」とビックリするほど、保育園通いが始まると子どもが体調を崩します。

時短勤務でただでさえ時間が足りなにの、月の半分も出社できず全然仕事が回らないこともザラにあります…。

(3)育休明けの時短勤務体験談:お金の不安がスゴイ

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

出産育児に伴い、育児グッズ・引っ越し・保育料など、この時期はかなり出費が重なります。それなのに時短勤務で給料が減り、「大丈夫かな…。」と不安になる人も少なくありません。

でも安心して下さい。きちんと備えれば、時短勤務をむやみに怖がる必要はありません。

時短勤務の気になるお金・家事分担などに関する情報を、次章以降で詳しくお伝えしていきます。「時短勤務の社会保険料が減額される手続き」など、有益な情報満載なので是非最後までお読み下さいね。

2.時短勤務のメリット・デメリット

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

(1)時短勤務のメリット

①育児や家事の時間を確保しやすい

時短勤務最大のメリットは、やはり家事・育児・仕事の両立が叶うことです。

  • 1日当たりの勤務時間を6時間にする
  • 曜日ごとに勤務時間を変更する
  • 週当たりの勤務日数を減らす

など、時短勤務で仕事に割く時間を減らすことができるので、その分を家事や育児に充てることができますね。

例えば、フルタイムで9時~18時の8時間労働をしていた人が、時短勤務で午前9時~16時の6時間労働になった場合、1日のうち”2時間”を家事や子育てに使えます。

  • 子どもを早く保育園に迎えに行ける
  • 夕方にスーパーによる余裕がある
  • 夕食や入浴を早く済ませ子どもと触れ合える

など、この2時間で育児や家事をする余裕が生まれますね。

②仕事とプライベートを両立できる

時短勤務は【仕事とプライベートの両立=ワーク・ワイフ・バランスの実現】にも繋がります。

最近では、仕事に時間を費やしすぎて「何のために働いているのか分からない…。」そんな状態になる人も少なくありません。

その点、時短勤務であればプライベートの時間を確保しやすく、心身の疲労感も少なくて済みます。

特に幼い子を持つワーママは、ゆっくり寝ることすらままなりません。時短勤務なら、心と体の休息時間を確保しながら働くことができますよ。

③フルタイム勤務の”予行練習”ができる

時短勤務は、フルタイムに戻る前の”予行練習”にもなります。

育休から復帰後の生活は、出産前とはガラリと変わります。生活・思考・金銭面など、全てが180度変わると言っても過言ではありません。

いきなりフルタイムに戻るのはハードルが高いため、時短勤務でフルタイムへの助走をつけられるのは有難いことですね。

(2)時短勤務のデメリット

①収入が減る

育休明けの時短勤務で、多くの人が不安に思うのが”収入の減少”です。

時短勤務の場合育休前のフルタイム勤務で働いていた時の給料で社会保険料が引かれます。

ただでさえ時短勤務で給料が少なくなっているのに、フルタイム勤務時と変わらない社会保険料が引かれ、さらに、出産前にはかからなかった”保育料”も加わります。

そのため、「頑張って働いているのに、手元には雀の涙ほどの現金しか残らない…!」という人も多いです。

 

ところで、あなたは「育児休業等終了時報酬月額変更届」は出しましたか!?

「育児休業等終了時報酬月額変更届」とは
  • 時短勤務時の給料をベースに社会保険料を計算してもらえる
  • 育休明け4ヶ月目から適応

なんと、「育児休業等終了時報酬月額変更届」を提出すれば、育休明け4ヶ月目から時短勤務の給料ベースで社会保険料が引かれるようにできます。

諸条件はありますが、一度会社に問い合わせてみることをおすすめします。

②理想の仕事ができない

時短勤務を選ぶということは ”時短でも回せる仕事”につくことを意味します。

そのため、必ずしも元いた部署に戻れるわけれはなく、理想のキャリアとかけ離れた不本意な移動があることも少なくありません。

ただし、自分で「不本意だ!」と感じても、会社側の配慮であることも十分あり得ます。復帰後に働きやすい環境を用意したというケースも多いです。

このあたりの見極めは、会社の雰囲気や方針により様々です。もし、単調で簡単な仕事ばかり任されるなど、明らかに「これはマミートラックだ!」と感じた場合は、転職を視野に入れるのもありでしょう。

”時短正社員”や”リモートワーク”に特化した転職活動を始めませんか?

今、ワーママ向けの求人に特化した転職エージェントは増えています。

中でも、リアルミーキャリアには【育児をしながら働ける求人】しかありません。特に「時短正社員」の求人は他に類を見ないほど豊富です。

時短求人はママとしてのスケジュールが圧倒的に組みやすくなります。「本当はもっと育児に時間をかけたい。」「私に余裕があれば、もう少し子どもとの時間を楽しめるのに…。」

このようなワーママは、ぜひ登録してどんな求人があるのかチェックしてみてくださいね。


時短正社員のまま転職しませんか?

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

③時短勤務で夫より妻の家事比重が増えることも

「時短勤務なんだから!」そんな理由で、夫より妻の家事・育児負担が増える家庭もあるようです。

夫婦の考え方にも大きく左右されますが、【時短勤務=家事育児の時間があるはず】と思い込んでいる旦那さんも実は多いです。でも、実際はテンヤワンヤの毎日で、一人で家事育児の全てを担うなんて不可能ですよね。

仕事復帰後に夫の協力を得るためにも、育休中の間に時短勤務後の家事分担などを夫婦で話し合うことをおすすめします。

次章では、時短勤務後の”忙しさ”に備える!と題し、育休明けまでにできる5つの下準備をご紹介していきます。夫婦の家事分担についてもお伝えしているので、是非続けてお読み下さい。