◆3. 7話「やっぱりヤキモチ焼いてるんだ?」

7話では、メンバー全員で八木の誕生日を祝う展開に。AirPodsを贈られた八木は無邪気に喜ぶ。

実は6話で、パフォーマー・佐藤大樹(以下、佐藤)、中島、木村、瀬口が、八木の「天然さ、忘れっぽさ」について噂をするシーンが。鍵とスマートフォンの両方を自宅に忘れ、仕事に出かけてしまった八木。彼は日頃から、リハーサル用の服を忘れデニムで代用したり、タクシーを停めようとしてしばらく軽トラに向かって手を挙げていたりと、“ウッカリ”が多いらしい。せっかく贈られたAirPodsもどこかに置き忘れないよう、カラビナ付きのケースが選ばれています。

そんな可愛らしいエピソードとともに、佐藤が「俺もここに住む」とシェアハウス入りを宣言。八木と瀬口が暮らす部屋に同居を申し出るも、瀬口は浮かない顔をします。それを見た八木が「イヤなの?(佐藤が)部屋くるの」と訊くも、「イヤってわけじゃないんだけど」とハッキリしない様子。

曖昧な態度をとる瀬口に対し「俺じゃないとイヤなの?」「かわいいじゃん!」とテンションが上がる八木。八木から向けられる好意をどう扱っていいか戸惑う瀬口の様子も含め、なんとも微笑ましい!

「やっぱりヤキモチ焼いてたの?」と追い討ちをかける八木の“演技”は、どこまでが演技なのだろうかと感じてしまいます。

八木勇征
※公式サイトより
FANTASTICSのメンバー全員が出演する“新感覚フェイクドキュメンタリー”『The Usual Night いつもの夜』は、Huluなどで全話配信中。普段は歌やダンス、演技と多方面で活躍する八木の新たな一面を見るのに、ぴったりの作品なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

<文・北村有>

【北村有】

葬儀業界を経て2018年からフリーランス。映画やドラマなどエンタメジャンルを中心に、コラムや取材記事を執筆。菅田将暉が好き。