『WBC』に振り回された冬ドラマ――『忍者に結婚は難しい』『Get Ready!』に打撃
忍者という難役に挑んだ菜々緒(C)サイゾーウーマン

 フジテレビ系「木曜劇場」枠の連続ドラマ『忍者に結婚は難しい』が3月16日、最終回を迎えた。初回から“1ケタ視聴率”を連発していた同ドラマだが、最後は世帯平均視聴率2.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で自己ワーストを更新。業界関係者は「この日、同時間帯にテレビ朝日系で『2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』の日本vsイタリア戦を生中継していたため、その影響をモロに受けてしまったことが“大爆死”の原因」(スポーツ紙記者)と指摘する。

 『忍者に結婚は難しい』は作家・横関大氏の同題小説(講談社)を実写化したもので、主人公は甲賀忍者の末裔・草刈蛍(菜々緒)。夫で伊賀忍者の末裔・悟郎(劇団EXILE・鈴木伸之)と、お互いの正体を隠して結婚生活を送りつつ、それぞれの特殊任務遂行に奮闘する姿がコミカルに描かれた。