本+音楽+文具+食事の4種を堪能できる――コーチャンフォー

(写真=August_0802/Shutterstock.com)

まるで宮殿のようなつくりが特徴の複合型大型書店「コーチャンフォー」。名前の由来は「Coach & Four」で、これは「4頭立ての馬車」の意味。書籍、文房具、音楽・映像、飲食の4部門のことで、すべてがそろったお店です。

文具や雑貨などもスタンダードなものから、おしゃれなものまで幅広く楽しめます。本や音楽、文具好きの女性にはたまらない空間といえそうです。

北海道発の企業だけあって道内に9店舗、東京にも若葉台(稲城市)に1店舗あります。都内では珍しい駐車場付き本屋なので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

コーチャンフォー

独自性高くコアなファンが集まる特化型書店――Darwin Room

(写真=khz/Shutterstock.com)

何かのジャンルに特化したもののみを扱う、専門店もコアな人気を集めています。下北沢駅近くにある「Darwin Room」は、書籍のみならず動物や昆虫のはく製・標本や美術品なども販売。落語やライブなどのイベントもおこなうカフェ併設の書店です。

ダーウィンルーム

宿泊しながら多くの本が満喫できる――BOOK AND BED TOKYO

(写真=Zephyr_p/Shutterstock.com)

東京・池袋ほか新宿、浅草、京都、福岡にある「BOOK AND BED TOKYO」は、客室も兼ねた長い本棚が特徴的な、たくさんの本に囲まれて過ごせる宿泊施設です。まるで秘密基地にいるような気分で寝転がりながら本が楽しめます。都内3店では、上で紹介したSPBSが選書しているそうです。

本の販売はしていないので、正確には「書店」ではありませんが、本と空間の新しいかたちといえるのではないでしょうか。

BOOK AND BED TOKYO

体験型、移動型、さまざまなタイプの書店を楽しもう

(写真=miya227/Shutterstock.com)

コーヒーやビール、スイーツなどを楽しみながら本が読めるお店。イベントやゼミなどをおこなう場。そして宿泊できるタイプまでさまざまなかたちの書店が出現しています。

イベント・ゼミなどに参加することで、同じ趣味や趣向を持った人たちとも知り合える、体験型書店。本を読むだけではなく、そこから生まれる新しいつながりにも目を向け、楽しんでみてはいかがでしょうか。

文・夏野久万(フリーライター)

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