――そんな〈Billboard PARK〉を3月に控えますが、今後の展望についてお聞かせください。

 〈OTOGRAPHY〉は今年自分が始めた中で自分にも新しい発見が多分ありまくるコンテンツなんだなって、ちょっと予感してて。求められてることと自分のやりたいことがフィットしてる状態だから、それは引き続き育てていきたいなって思いました。

 あとはとりあえずアウェーなとこにいっぱい出たくて、ライブにいっぱい出たいんですよ。フェスとかライブとかに呼ばれるのも、理由はシンプルだと思ってて。曲、ほんと曲だと思ったんです。良い曲をよりビルドアップしていく道しか、私にできることはないって。何の計算も何の営業もなく、独り歩きするぐらいリスナーの力が今はでかいから、そういう人たちがウッとなる、いいぜっていうものを、そこに寄せるわけではなく、結果的に作れたらラッキーだなと思って、とりあえず楽曲のビルドアップだけは永遠に続けていきます。

瑛人やeillを輩出した私塾が話題のルンヒャンが語る、“求められること”と“やりたいこと”の画像5
●RUNG HYANG(ルンヒャン)
福岡県・筑豊生まれの在日コリアン3世。卒園ソングをテーマにした「さくらびより」がYouTubeで話題を呼び2012年にメジャーデビュー、情報番組や音楽番組に多数出演。自身の活動のみならず多くのプロデュースも手掛けるほか、eill、瑛人、YAMORI、松本千夏など話題のアーティストを輩出する「ルンヒャンゼミ」が各方面で注目を集め、TVでも特集が組まれるほど。SIRUP、韻シスト、向井太一、claquepotといった音楽シーン重要人物とのフィーチャリング楽曲も次々と発表し話題。誰かの生活を覗き見しているようなリアルなリリックと、Jazz、Hip Hop、Soul、フォークと様々なジャンルを取り入れた「雑食」スタイルで進化を続けるシンガー ”ソウル” ライター。
パーソナリティーを務めるblock.fm『恋と音楽のマッチングサプリ』(通称『ラブサプ』)は第二第四火曜日23:00-24:00生放送。番組内ではリスナーの無茶振りに応える「お題セッション」や、お悩みに応える即興アンサーサプリソングが話題。
2022年より大阪音楽大学 特任教授就任。
ニューシングル「オトナの時間」3月1日(水)配信リリース!
rung-hyang.jp

【ライブ情報】
■ RUNG HYANG×claquepot×向井太一 Billboard PARK 2023
3月5日 東京 Billboard Live TOKYO/3月31日 大阪 Billboard Live OSAKA

■ RUNG HYANG × 奇妙礼太郎 Billboard Live 2023
5月2日 横浜 Billboard Live YOKOHAMA