「バストが大きくなりたい」女性の永遠のテーマの1つに入る、バストの悩み。大きくしたいと思っても、どうしたらいいか分からない人も多いと思います。そこで今回の記事では、バストが大きくなる仕組みやバストアップの方法について解説しますね。

バストが大きくなる仕組みって?

バストアップの仕組みって?大きくする方法や人気のナイトブラを紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

バストアップの方法を解説する前に、バストがどのように構成されているのかを知りましょう。

人間のバストは主に、以下の4つの組織が大事になってきます。

クーパーじん帯

クーパーじん帯とは、バストの中に広がるコラーゲン繊維の束です。バストアップに興味のある人なら、一度は聞いたことがあるかと思います。

クーパーじん帯は、乳腺を皮膚や筋肉につなぎとめる大事な役割を持っています。たとえば、サポートなしでバストが揺れるような激しい運動をすると、クーパーじん帯が伸びてしまい、バストが垂れる原因にもなるので注意が必要です。

乳腺

乳腺は母乳をつくる分泌組織です。

乳腺は女性ホルモンの分泌によって発達していきます。思春期に胸がふくらみだすのは女性ホルモンの分泌が活発になってきた証拠です。

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲストロンといった種類があり、この2つの分泌を促して乳腺に刺激を与えます。

バストアップには乳腺を増やすのが効果的ともいわれていますよ。

脂肪

バストの9割は脂肪でできています。

バストアップには脂肪を増やすのが効果的だともいわれていますが、体重が増えるとバストのアンダーサイズが上がってしまい、カップ自体のサイズが上がらないことも。

ただ太ればいいものではないので、脂肪を増やすよりは乳腺を増やしたり大胸筋を鍛えたりする方法がおすすめです。

大胸筋

大胸筋はバストを支えている大事な組織です。

大胸筋を鍛えると、バストの位置が上がって形をきれいに見せる効果があります。しかし年齢が上がるごとに、バストにハリがなくなってしまいます。

日頃から大胸筋を鍛えれば、バストが垂れにくくきれいな形をキープできるので大胸筋を意識する姿勢が大切です。

今までの情報をまとめると、
・クーパーじん帯が伸びないようにする
・女性ホルモンを増やして乳腺を刺激する
・大胸筋を鍛えてバストの位置のアップと形をキープ

上の3つが大切になってきます。次の章からはバストが垂れてしまう原因を解説します。

生活習慣を整えることはバストアップには欠かせません。改善できるポイントがあれば、ぜひ今日から気をつけましょう。

バストが垂れてしまう原因

バストアップの仕組みって?大きくする方法や人気のナイトブラを紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

バストは年齢とともに垂れてきます。誰もがいつまでもきれいなバストを保ちたいですよね。

以下のことをすると、バストの垂れを早める原因にもなります。「若いから大丈夫」と思わず、今からケアをしておくのが大切です。

姿勢が悪い・猫背

座っているときや立っているときの姿勢が悪いと、バストが垂れやすくなる原因になります。

そのなかでも1番良くないのは猫背です。猫背の姿勢でいると肩甲骨が左右に広がり、胸が縮こまります。

胸が縮こまることで、バストアップに大切な大胸筋がこり固まりバストが垂れる原因に。

私もひどい猫背だったのですが、バストアップのために姿勢を意識するようになりました。今でも「猫背になっている」と思ったら、姿勢を正すようにしています。

バストアップのためにも、姿勢の改善を心がけましょう。

胸の形に合っていない下着を身に付ける

胸の形に合っていない下着を身に付けるのは、バストが垂れる年齢を早める原因になります。

自分に合っていない下着を付けることで、バスト自体にかかる重力や揺れなどの外部からの刺激が長時間持続。

そのためバストを支えるクーパーじん帯にストレスがかかり、伸びきってしまいます。クーパーじん帯は一度伸びきるともとに戻るのが難しいので、バストの加齢を早める原因に。

クーパーじん帯を守るためにも、身体に合った下着を身に付けましょう。

授乳によるもの

授乳中や授乳が終わったあとにケアをしないと、バストの加齢を早める原因になります。

乳腺は授乳に向けて大きくなりますが、授乳が終わると退化していきます。

退化する原因は、授乳によってバストが一時的に大きくなり重力の影響を受けやすくなるからです。

バストが大きくなっても授乳が終われば、もとのサイズに戻る可能性があります。大きさをキープするためにも、身体の変化に合わせてサポートの下着を変えることが大切です。

サポートなしで運動をする

サポートなしで運動をすると、バストが垂れやすくなります。

脂肪と乳腺をつないでいるクーパーじん帯は、運動などで長時間揺れるとストレスがかかり伸びきってしまいます。

クーパーじん帯を修復するのは難しいので、きれいなバストを守るためにも早めのケアが大切です。

運動のときは、運動に適したスポーツブラなどをつけましょう。

年齢によるもの

バストが垂れる大きな原因は、年齢によるものです。

年齢が上がるとホルモンバランスの変化によって、乳腺や脂肪の構造が変わります。たとえば、乳房の中でバストのボリュームを作っているのが、脂肪と乳腺。

ちなみに、年齢が若いころの乳腺は固くできているのが特徴です。

年齢が上がって閉経を迎えると、乳腺が委縮して柔らかい脂肪に置き換わってしまい、だんだんと乳房が下がってしまいます。

年齢によってバストが下がるのは仕方がないといえますが、少しでもきれいなバストをキープできるように日頃からケアをしていきましょう。