野球世界一決定戦の「第5回ワールド・ベースボール・クラシック(以下WBC)」の1次ラウンドのグループBを4戦全勝の1位で通過して準々決勝進出を決めた日本代表・侍ジャパン。16日に行われる準々決勝では、グループAを2位で通過したイタリアと対戦する。

 イタリアのグループAはほかに、チャイニーズ・タイペイ(台湾)、オランダ、キューバ、パナマがおり、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が発表したポイント制のランキングでは台湾が2位と5カ国中最もランクが上位で、イタリアは16位の最下位だった。にもかかわらず、グループAは5カ国が2勝2敗で並ぶ大混戦に。勝ち数で並んだため、失点率で順位が決定され、グループAの1位はキューバ、2位はイタリアとなり、開催地の台湾はまさかの1次ラウンド敗退となってしまった。