番組終了が発表され、残すところ数回の放送となった『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)で、タモリが大喜びする企画が放送された。2月24日と3月3日の2回にわたって出演者たちが潜入したのは、日本が世界に誇る新幹線を陰から支える「ドクターイエロー」。新幹線が安全に走行できるように検査する黄色の新幹線は、「見られたら幸せになる」とも言われているレア車両だ。

「当日はタモリのほか、市川紗椰、土屋礼央、伊藤壮吾、南田裕介が東京駅に集まり、まずは新幹線を貸し切って大井の車両基地まで移動。そしてドクターイエローと対面し、先頭カメラを使ってジェスチャーゲームをしたり、さまざまなアングルから撮影してカレンダーを作ったり、パンタグラフをチェックする観測室に入ったりとさんざん楽しんだ末、タモリと市川は運転席まで入る大サービスでした。

 新幹線特集はここ数年、バラエティ番組で鉄板企画となっており、NHKや民放でもドクターイエローの潜入企画は何度かありましたが、いずれもゴールデンタイムの番組ばかり。深夜枠での登場は極めて異例で、『タモリ電車クラブ』(※番組内で発足。会員は鉄道好き芸能人たち)の有終の美を飾る企画としてピッタリでした」(テレビ情報誌記者)