カンテレ制作・フジテレビ系列放送の月10ドラマ『罠の戦争』の第8話が3月6日に放送された。

 草彅剛演じる主人公・鷲津亨が、歩道橋から何者かに突き落とされて意識不明となった息子の事件の真相を追って永田町の闇に食らいつく復讐劇もいよいよ終盤。第7話までで息子・泰生(白鳥晴都)を突き落とした犯人と、隠蔽を指示した人物がはっきりしたが、警察に圧力をかけて事件の隠蔽を図ろうとしたのが民政党幹事長の鶴巻憲一(岸部一徳)ということで、一筋縄ではいかない大物政治家とのバトルが火蓋を切った。鶴巻がいよいよ鷲津に手加減はしないと宣戦布告し、一介の新人議員である鷲津はこのまま永田町から追い出されてしまうのかと思われたが、思わぬ“援軍”によって逆転の芽を掴むという展開を見せたのがこの第8話だ。