田津原理音も決勝でウケていて面白かったと思った人はたくさんいたと思いますが、準決勝は倍以上ウケていました。実際は、準決勝でもモニターを使うピン芸人は他にもいました。「なんだ、決勝に勝ち上がっていない報われない芸人もいるんだ」と一見思いますが、そうではなく2022年にNSCを卒業したばかりの大阪NSC44期生、準新作という芸人が2年連続で準決勝まで勝ち上がっているのです。とんでもない評価のされ方です。
今年だけかと思う方も多いと思いますが、2022年準優勝のZAZYもモニターを使っていました。2020年の野田クリスタルも、モニターを使ってゲームをするというネタで優勝。
なぜこんなにもモニターを使っている芸人が評価されるのでしょうか。一見、勘違いする人が増加しそうでもあります。賞レース決勝のネタに引っ張られる芸人はライブで山のようにいるので忠告しておきます。モニターを使ったから多めに得点が入ったわけではなく、今までフリップネタで評価されていた芸人がテンポとボケ数を増やすために苦肉の策でモニターを使ったことが評価されただけです。
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