――韓国でもこんなに人気とは驚きました。

城下 韓国語の「ミチゲッタ(=おかしくなりそう)」にかけて、「狂ってしまうほど好き」を意味する「ミチゲッタシュンスケ」と呼ばれている道枝さん。ジャニーズは以前から、テレビ番組が放送されていることもあり、アジア・東南アジア圏で人気なんです。かつてSMAPは中国でも大人気でしたし、嵐も台北、ソウル、上海でツアーを開催しています。

――それにしても、なにわ男子がCDデビューしたのは2021年11月。まだ1年と数カ月です。

城下 すごいですよね。2022年のツアーでは、全国約40万人を動員しました。ファンがチケット代やグッズ代で、平均1万5000円を使ったとすると60億円の売り上げになります。King & Princeで約60万人の動員ですから、その健闘ぶりが伺えます。こうした数字を見ても、ジャニーズ事務所の上層部がなにわ男子を推していることがわかる。関西勢のトップグループである関ジャニ∞は、メンバーが脱退するなどしてかつてのような勢いはありませんし、ジャニーズWESTは落ち着いちゃってる。なにわ男子を、トークがイケるバラエティ番組でも使えるアイドル――第2の関ジャニ∞にしたい。すでに、Snow ManとSixTONESは次世代を担う動員力のあるグループになりましたから、それに続く存在に育てていきたいんです。