◆「かまってちゃん」に変わっていく女友達

 Aさんの様子が変わってきたのは出産後だったと永山さんは振り返りますが、仕事の愚痴や彼氏との喧嘩の話などを「聞いてよ!」と持ちかけることが多くなり、忙しいなか何とか時間を作って対応していたけれど、やはり以前のように何時間も話すのは無理だったといいます。

「いま思うと、『かまってちゃん』ですよね。私の話を聞いてよ、相手をしてよって、大変な事件を作っては連絡してくる感じでした」

 さすがに疲れてしまった永山さんは、AさんからLINEが来ると少し時間を置いてから返信して、「いま外出していて」など相手ができないことをそれとなく伝えて話すことを避けていました。