その一方ではネット上では辛辣な意見も。「2人に罪はないけどあまりに浅いコピーで癇に障る」「パロディのレベルが低すぎてPUFFYだって気づいてなかった」といったコメントがTwitterで拡散。いいね数が1万近くに達した。
「そこまでこき下ろすほどではないように思いますが確かに、パロディとしては安直な印象も否めません。投稿者が言うように、当時のPUFFYはラフな服装ながらその実、使用しているTシャツは高価な古着であったり、メイクや髪型などのディテールにこだわっていました。このCMを手掛けた電通のクリエイティブ・ディレクターは、日清やDocomoなどのナショナルクライアントのCMにてヒット作を連発している佐藤雄介。また監督はPerfumeや星野源のミュージックビデオで知られる関和亮らアラフィフ世代で、往年のPUFFYを青春時代に聞いて育った当時のPUFFYを知る人達が、不自然さを感じるのも無理はないのかもしれません」(前出・広告代理店関係者)
マクドナルドといった大手企業でも、CM制作費が削られている現状。西野、飯豊といった豪華なキャスティングの割には、白背景の“シンプルすぎる”セット。構成要素が少なく間延びしたミュージックビデオなど、たしかに違和感も感じるが……。業界関係者からは「(西野と飯豊の)ギャランティだけで制作費がほとんどが消えたのでは?」などと囁かれている状態だ。
ただし、件のCMのほかにも近年は、往年の楽曲の「替え歌」を使用する作品が増え続けている。
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