執筆は昨秋ごろ、蔦屋のシェアラウンジを使っていたらしく、今回の執筆で最も苦労したエピソードを紹介した。
「この表現で本当に一番伝わるのかなとか、やっぱり言葉選びはこだわりました。あと文字数も「これぐらいの文字数がいいです」といただいていたんですが、全無視して倍ぐらい書いてしまったので、それを削るのがすごく大変でした。原稿は家だと集中できなかったので、蔦屋さんのシェアラウンジで書いていたんですけど。飲み物が飲み放題で電源も使えるし、資料がほしくなったらすぐ本を買いに行けるので、すごく良かったです(笑)」
そうして完成した小説作品をもとに、宮田が以前から訪ねたいと希望していた万葉集の都・奈良を旅する様子も撮影。無邪気に喜ぶ全開の笑顔から、大人びた表情まで、アイドルとして最後の姿が収められている。
「すべてお気に入りで一番のカットを選べないんですけど。この写真は先ほどの『紅梅色』という作品にちなみ、マニキュアが紅梅色なところがお気に入りポイントです。私、腰が柔らかいみたいで。この撮影の時に周りから「なんかグニョグニョしていて体勢おかしくない?」と言われながら撮ったという思い出もあります(笑)」
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