ヨガやスポーツをやっていると、すぐ太ももがパンパンになってしまいますよね。

特に太ももの前面は、カラダの中で1番大きな筋肉の塊です。

今回は、太ももをほぐしてストレッチできるヨガポーズをご紹介します。

ストレッチの効果が大きい太ももの筋肉とは?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

普段はあまり意識していませんが、太ももの筋肉は日常生活の動作でたくさん使われています。

座ったり立ったり歩いたりと、大活躍の筋肉です。

太ももの筋肉には大きく分けて2種類あるのですが、それぞれがどんな役割をしているのか詳しく見てみましょう。

大腿四頭筋

大腿四頭筋とは?
太ももの前側の筋肉で、カラダの中で1番大きくてパワーがある。

大腿四頭筋の種類

  • 大腿直筋
  • 外側広筋
  • 内側広筋
  • 中間広筋

大腿四頭筋はカラダを支えて、歩いたり立ったりするのに不可欠。

主にヒザの曲げ伸ばし、ヒザを前に持ち上げる行為に使われます。

ここが老化などで衰えてしまうと、立ち上がるのに苦労したり歩行も困難になったりします。

大腿四頭筋は1番大きな筋肉なので、この筋肉を鍛えることは代謝アップにも欠かせません。

ハムストリングス

ハムストリングスとは?
太ももの後ろにある筋肉。
ヒザを曲げたり後ろに足を引いたりする時に使う。

ハムストリングスの種類

  • 大腿二頭筋
  • 半腱様筋
  • 半膜様筋

よく走る人はハムストリングスが特に発達しているものです。

ハムストリングスは肉離れを起こしやすい筋肉なので、運動前後のウォームアップやクールダウンは欠かせません。

ハムストリングスが硬くなってしまうと、腰痛の原因にもなってしまいます。

太ももをヨガでストレッチする効果

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

あまり注目されない傾向にある太ももですが、太ももをほぐすことは色々なメリットがあります。

特に筋肉がつきやすい場所なので、運動前後のストレッチは欠かせません。

太ももをストレッチする効果を3つご紹介します。

太ももストレッチ効果①:美脚効果

よく使われれる大きな筋肉である太ももは、疲労がたまりがちな場所でもあります。

疲労がたまると、太ももはパンパンに硬くなってしまいます。

そうなると血行不良で、むくみの原因に…。

スラッとした美脚のためには、太もものストレッチは欠かせません。

太ももストレッチ効果②:冷えの改善

太ももの筋肉は、下半身の大きな割合を占めています。

太ももを伸ばしてほぐしてあげることは、下半身の血行を促進し代謝を上げてカラダを温めてくれます。

太もものストレッチは、冷えの改善にも効果が期待できるのです。

太ももストレッチ効果③:腰痛、ヒザ痛などの緩和

太ももの前である大腿四頭筋は特にヒザと関わりがあり、後ろのハムストリングスは腰と関わりがある筋肉です。

大腿四頭筋やハムストリングスが疲労して固まってしまうと、ヒザ痛や腰痛の原因になってしまいます。

ヒザ痛、腰痛予防にも太もものストレッチは大切なのです。

太ももをストレッチする時の注意点

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

太もものストレッチは大切な事ですが、やり方によってはケガの原因になりかねません。

太ももをストレッチする時に気をつけたいポイント
  • つま先とヒザの向きを同じにする。
  • 長時間やらない(指示通りの時間やる)。
  • 痛い時は無理にやらない。

このようなポイントに気をつけて、安全にストレッチしましょう。