ヨガやスポーツをやっていると、すぐ太ももがパンパンになってしまいますよね。
特に太ももの前面は、カラダの中で1番大きな筋肉の塊です。
今回は、太ももをほぐしてストレッチできるヨガポーズをご紹介します。
ストレッチの効果が大きい太ももの筋肉とは?
普段はあまり意識していませんが、太ももの筋肉は日常生活の動作でたくさん使われています。
座ったり立ったり歩いたりと、大活躍の筋肉です。
太ももの筋肉には大きく分けて2種類あるのですが、それぞれがどんな役割をしているのか詳しく見てみましょう。
大腿四頭筋
- 大腿四頭筋とは?
- 太ももの前側の筋肉で、カラダの中で1番大きくてパワーがある。
- 大腿直筋
- 外側広筋
- 内側広筋
- 中間広筋
大腿四頭筋の種類
大腿四頭筋はカラダを支えて、歩いたり立ったりするのに不可欠。
主にヒザの曲げ伸ばし、ヒザを前に持ち上げる行為に使われます。
ここが老化などで衰えてしまうと、立ち上がるのに苦労したり歩行も困難になったりします。
大腿四頭筋は1番大きな筋肉なので、この筋肉を鍛えることは代謝アップにも欠かせません。
ハムストリングス
- ハムストリングスとは?
- 太ももの後ろにある筋肉。
ヒザを曲げたり後ろに足を引いたりする時に使う。 - 大腿二頭筋
- 半腱様筋
- 半膜様筋
ハムストリングスの種類
よく走る人はハムストリングスが特に発達しているものです。
ハムストリングスは肉離れを起こしやすい筋肉なので、運動前後のウォームアップやクールダウンは欠かせません。
ハムストリングスが硬くなってしまうと、腰痛の原因にもなってしまいます。
太ももをヨガでストレッチする効果
あまり注目されない傾向にある太ももですが、太ももをほぐすことは色々なメリットがあります。
特に筋肉がつきやすい場所なので、運動前後のストレッチは欠かせません。
太ももをストレッチする効果を3つご紹介します。
太ももストレッチ効果①:美脚効果
よく使われれる大きな筋肉である太ももは、疲労がたまりがちな場所でもあります。
疲労がたまると、太ももはパンパンに硬くなってしまいます。
そうなると血行不良で、むくみの原因に…。
スラッとした美脚のためには、太もものストレッチは欠かせません。
太ももストレッチ効果②:冷えの改善
太ももの筋肉は、下半身の大きな割合を占めています。
太ももを伸ばしてほぐしてあげることは、下半身の血行を促進し代謝を上げてカラダを温めてくれます。
太もものストレッチは、冷えの改善にも効果が期待できるのです。
太ももストレッチ効果③:腰痛、ヒザ痛などの緩和
太ももの前である大腿四頭筋は特にヒザと関わりがあり、後ろのハムストリングスは腰と関わりがある筋肉です。
大腿四頭筋やハムストリングスが疲労して固まってしまうと、ヒザ痛や腰痛の原因になってしまいます。
ヒザ痛、腰痛予防にも太もものストレッチは大切なのです。
太ももをストレッチする時の注意点
太もものストレッチは大切な事ですが、やり方によってはケガの原因になりかねません。
- 太ももをストレッチする時に気をつけたいポイント
- つま先とヒザの向きを同じにする。
- 長時間やらない(指示通りの時間やる)。
- 痛い時は無理にやらない。
このようなポイントに気をつけて、安全にストレッチしましょう。