さまざまな問題点も

現在ハワイの下院と上院では、グリーンフィーに関する8つの法案が提案されていて、その名称もビジターフィー、インパクトフィーなど案によりさまざまです。

ただ、そのほとんどが年間フィーを請求されるもので、何度もハワイを訪れる観光客ならば割安になりますが、多くの日本人観光客のように年に一度しか行かないようならば割高になってしまいます。

さらに徴収の対象が、州立公園やビーチ、国有林、国有地のハイキング コース、またはその他の国有自然地域の利用となっているため、ほぼすべての観光客が対象となるでしょう。

ある下院議長は、厳重に監視されていない場所で訪問者にグリーンフィーのライセンスを提示することを要求するのは大きな課題となると述べています。

このライセンスを厳重にチェックするシステムなどが整わなければ、ライセンスを取得せずにレクリエーション施設などを訪れる人も多くなるかもしれません。

さらにグリーン新知事は、このグリーンフィーを空港で徴収することは許可されていないと発言し、どこで徴収するのかという課題も残されています。

レストランではチップにキッチンフィー、宿泊するホテルではリゾートフィーなど、なにかと追加費用が掛かるハワイ旅行。

今回徴収が議論されているグリーンフィーは年間パスとなりますが、できれば一度の旅行ごとというような形にして、もう少しリーズナブルな金額で決定してもらえると嬉しいですね。


提供・LaniLani

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