産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子)と、遺品整理士のろう者・柊一星(北村匠海)のラブストーリーを描くテレビ朝日系火曜ドラマ『星降る夜に』の第7話が2月28日に放送された。主人公・鈴と一星のラブラブ展開が「胸キュン」を誘うドラマとして話題の本作だが、鈴を逆恨みする男・伴宗一郎(ムロツヨシ)が本格的に登場し始めてサスペンス色が強まっている。第7話では、これまで以上に伴の狂気に振り回されるシリアスなパートと、それ以外の場面の落差が大きく、視聴者の情緒は大きく揺さぶられた。

 鈴はかつて大学病院で働いていた時代、緊急要請で対応した妊婦が亡くなり、子どもは助かったものの、妊婦の夫である伴に裁判を起こされてしまう。搬送時点ですでに母子ともに危険な状態で、鈴に過失はなく、伴の訴えは棄却されたものの、納得がいかない伴は、鈴が現在マロニエ産婦人科医院で働いているのを突き止め、SNSに「雪宮鈴は人殺し」などと触れ回り、さらに鈴の自宅に同じような誹謗中傷の張り紙をしたあと、窓からレンガを投げ入れるなど、徹底的に鈴を付け狙う。そして第6話ラストでは、診察室にまで現れ、鈴に「また、人殺してませんか?」と迫るのだった。