テレビ番組全般がそうですが、特に帯番組は「いつもこの時間はこの番組を見る」という視聴習慣が強くあるため、番組開始当初は数字の結果や評価がついてくるまでに時間がかかってしまいます。TBSで朝の帯番組として放送されている『ラヴィット!』も、番組開始当初は酷評されることも多かったのですが、ジリジリと評判を上げてきて、今では人気番組の仲間入りをしています。『ぽかぽか』が1~2年かけてどのような結果を出していくのか、テレビ界全体が注視しているところだと思います。

 そのため、今の段階で番組自体の評価について述べることはできないのですが、私が個人的に面白いと思う企画がありましたので記事にしてみました。

 それが、木曜日に放送されている『あつまれ!お母さん大好き党』というコーナー。内容を簡単に説明すると、母親のことが大好きな芸能人が登場して、どれくらい好きかをトーク。それを聞いた『お母さん大好き党』の党首であるハライチ岩井さんが判定して、入党させるかどうかを決めるというもの。

「お母さんが好き」と公言する男性を見ると面白く感じてしまうことを、私はかねてから不思議に思っていました。「マザコン」という言葉にややネガティブな響きがあるように、日本では母親を好きと言う男性はあまりいいイメージを持たれていません。「マザコン」と聞くと「親離れできていない」「弱々しい」「情けない」といった男性像をみなさん思い浮かべるはずです。これはどの時代に作られたイメージなのでしょうか。ドラマの冬彦さん(「ずっとあなたが好きだった」)の影響が大きかったのか。その前からなのか。