フット岩尾は“蛭子能収の後継者”として適任か?

 まず取り上げたいのは、両チームが擁する“足引っ張り枠”の仕事ぶりだ。

 バスチームでいえば、岩尾である。おそらく彼は、『ローカル路線バスの旅』の太川の相棒・蛭子能収の後継者的存在として呼ばれていたはずだ。

 序盤から、足引っ張り要員として岩尾はちゃんと仕事している。バスチームは地図を見ないと策が立てられないのに、いきなり「最近は小さい字が読めないので地図を読めない」と老眼をカミングアウトし、地図係を堂々と遠慮する無能っぷりだ。つまらない意地を張らず、老眼鏡を作ればいいのに……。

 各チェックポイントでは与えられたミッションをクリアする必要があるのだが、第1チェックポイントが「奈良県大和郡山市豆腐町」にあると判明すると、「豆腐に関するミッションか?」と岩尾は予測。そして、「僕、(豆腐が)ちょっと苦手で……」と、驚くような偏食ぶりを告白するのだ。