太ももの裏側やお尻にできやすく、あるだけで美脚から遠ざかってしまうセルライト。夏までにどうにかしたい!と思っている方も多いのでは?今回は、エステティシャンである筆者がセルライトの正体と撃退方法についてご紹介したいと思います。

 

セルライトの正体って一体何?できる原因は?

太ももやお尻、お腹や二の腕などの皮膚表面がデコボコしていたり、マッサージなどで皮膚をつかんだ時にみかんの皮のようにボコボコと現れるのがセルライトです。セルライトは、皮下脂肪の周りに脂肪編成物質や老廃物、コラーゲン線維などが巻きつくことで起こります。

その 根本的な原因となるのが、むくみや冷え です。

むくみや冷えがあると全身の流れが悪くなり、不要になった老廃物をうまく体外に出すことが出来ず、脂肪細胞の周りに老廃物が蓄積しセルライト化します。それらを長年放置し続けていくうちにコラーゲン線維がまとわりつき、よりはっきりとボコボコした大きなセルライトになっていきます。

また、皮下脂肪の周りにつくものなので、 皮下脂肪が多い人はセルライトも多い 傾向があると感じます。脂肪が溜まるのを放っておくと、どんどんセルライトが増えてしまうことになるのです。
 

セルライトのデメリットは見た目だけじゃない!体に与える影響とは?

「セルライトって見てわかるのが嫌だ・・・」と見た目を気にする方が多いですが、セルライトがあると体にどんな影響をもたらすか知っていますか?
 

・脚、お尻、お腹、腕が太くなる!

皮膚表面がボコボコして見えるだけでなく、脂肪の周りに老廃物やコラーゲン線維がまとわりつきセルライトとなって肥大化することで、太もも、お尻、お腹、二の腕などのサイズが増します。
 

・むくみや冷え、体調不良の助長

セルライトとなって脂肪が肥大化すると、血管やリンパ管が圧迫されてより流れが悪くなるのでむくみや冷えをさらに悪化し悪循環となります。そうするとセルライトのたまりやすい場所の近くである腰や肩周り、二の腕が冷たい、こりやすい、だるいなど体の不調を招く原因になります。

セルライトはボコボコとした見た目だけじゃなく、いろいろなデメリットがあるのです。では、どうしたら良いのか気になりますよね。

セルライトは一度出来てしまうと、完璧に取り除くのはなかなか難しいですのですが、皮下脂肪そのものを減らすことでセルライトを徐々に減らすこと、むくみを冷えを改善し、これ以上セルライトを増やさないように予防することは可能です!

ここからはセルライトがある方に実践してほしい、セルライト撃退法をご紹介していきます。