盛り付け方がダイナミックだし、そのやり方だとどう見てもパスタ全部乗せは無理である。パスタの量と器のキャパが不一致だ。パスタ特盛みたいになってしまった。彼はまだ、『家事ヤロウ!!!』のレギュラーを続ける必要がある。料理をあまりしない人の、きたねえ盛り付け方なのだから。

「ちょっと待って! 皿の大きさとパスタの量が合ってない。まあまあ、満腹盛りということで」(中丸)

 トラブルをお皿のせいにする中丸。「満腹盛り」というワードセンスも、失敗の理由に気付いていない中丸ならでは。スタジオにいるレギュラー陣が、中丸を笑っている。

「小学生が作ったみたいな(笑)」(勝俣)

そんな“満腹盛り”の野生のパスタを、中丸が食べた。

「熱いっ!」(中丸)

 ふーふーして口に入れたパスタを、きれいに口からそのまま出す中丸。それほど熱そうじゃないパスタなのに、猫舌丸は期待どおりに「あちっ!」である。そんなふうに、すすってパクつくから……。

 生放送のロケだと焦って食べるから、猫舌からするとつらいのだろうか? 『旅サラダ』の中丸はいつも“焦ってる感”を漂わせており、毎回ヤケド芸を見せつけてくる。よそい方大雑把丸であり、猫舌丸だ。

「本当、小学生だから(笑)。ハッハッハ!」(勝俣)

 パスタの盛り付けを失敗しては「小学生が作った」と言われ、パスタにさえ熱がると「本当に小学生みたい」と言われてしまった、今年40歳の中丸。そもそも、お皿の持ち方も親指を引っ掛けるだけで、見ていて怖かった。本当、小学生なんだから。